参加プロデューサー

Scandic Trooper (スキャンディック・トゥルーパー)

海外作家の曲を専門にプロモーションするソング・ピッチャー。リレーションのある作家は200名以上。毎月世界各地から届く300曲を超えるデモ音源を試聴し、その中で日本語化できそうな曲をプロモーションするという地道な仕事に従事する。英語のメロディーに即席でインチキ日本語歌詞を載せられるというのが特技だが、年齢的にどうしても往年の懐メロ歌謡曲からの引用フレーズが多くなってしまい、若い作家にドン引きされることもしばしば。カラオケボックスに一人で出かけ、メロディーラインを聞きながら、ひたすら画面に現れる字幕を目で追いかけるという、怪しいトレーニングを欠かさないオッサン・プロモーターである。

ここ数年、日本人作家と海外作家とのコラボレーション=コライトにも積極的に関わり、これまで400曲以上の楽曲をディレクション。「イントロの登場感」とか、「サビのセツナ感」といった日本ならではの表現を海外作家に無理やり理解させたり、「胸キュン」という言葉をヨーロッパで広めたりしてきたことが小さな自慢。元クラブDJ兼某メジャーレコード会社勤務だが、どちらにおいてもピリっとした成果は残せておらず、「自分は大器晩成タイプ」と固く信じながら、今日も玉石混交のデモ曲に立ち向かう。クラブDJ時代に、奇跡的に海外のレーベルから自分の作品が出て、それがアメリカのチャートで上位に入ったりしたものだから、「日本人だって負けるもんかぁぁぁ」というのがポリシー。いつかは、日本人クリエイターをグラミー賞に出席させるのが夢。ただ、目立ってしまうのは苦手なので、ノミネートだけがベスト。それで、こっそりスティービーワンダーとかの写真を隠し撮りできたりしたら、もはやこの人生に思い残すことはない。

洋楽大好き!インターナショナル, 和洋折衷 コライトバトル ,