キッチン・ミュージック

「音楽とは家庭料理のようなものだ!」・・・って言ったのはアインシュタインさんだったか小学校のときの音楽の先生だったか忘れたけど、それぐらい音楽とは僕らの生活に身近なものだ。あったかくて優しくて、おいしいとかまずいとかじゃなく不思議と遺伝子がすでに知っているようなシックリ感。来る日も来る日もそれを口にし体中の細胞に刻み込む。そしていつの日か手から手へとまた伝えてゆく。そう、それはまるで“生きる”そのものだ!

しかしいまの音楽はどーだろう。まるでベルトコンベアーにのせ、手袋をした人たちの手によって組み立てられ、チンっとなって出来上がる原価28円、買って100円のハンバーガーのようになっていないか?ハンバーガーが単に悪いと言っているわけじゃないが、キミが17才でもない限り、まいにち朝も夜も冷蔵庫からハンバーガーをだしてチンしてそれだけを食べるような生活は健全じゃない。

だからいま、うちのキッチンに立とうと思う。そしてちゃんと音楽を作ってみようと思う。キャビアやフォアグラがなくたっていい、最低限の材料や調味料と調理器具があればじゅうぶんキミを笑顔に出来るはずだ。そしてもしあなたがキッチンに立つとき、この音楽がそこに彩をもたせる。キッチン・ミュージックとはキッチンを楽しくして、食べることをうれしくするミュージック!

Produce by

伊藤涼

フード・ミュージック・プロデューサー

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